当館名物義経鍋のいわれ

義経鍋

当館の名物料理である義経鍋です。今を去ること800年ほど昔、あの悲劇の名将と言われた源義経がこの多武峰を訪れたことに由来する料理です。その頃多武峰にはたくさんのお寺があり、そのお寺を守護する僧兵が3000人も居て、かなりの勢力を誇っていたそうです。

当館が現在建っている場所にも、南院藤室というお寺があり、そのお寺の住職様が、十字坊と言われる方で、義経がまだ幼く、牛若丸と呼ばれていた頃、預けられていた京都鞍馬の学問所で義経の幼なじみだったそうです。

兄頼朝の怒りに触れた義経が、その十字坊を頼り、弁慶たち家来一行を引き連れ、大峰山から大台ヶ原、吉野山を経て、峰続きのこの多武峰に落ち延びてきたのは、もう大晦日に近い頃で、一行は飢えと寒さ、そして、追われる身の緊張のためか、疲れ果て、大変弱っていたそうです。

何とか一行を元気づけたいと思った十字坊が、弟子たちに命じて、この山中でも手に入る、野鳥、猪、山菜、そういったものを集めさせ、一行をもてなしたのがこの義経鍋の始まりと言われています。

お鍋のかたちは、義経が愛用した刀の鍔を象っています。栄養豊かなこの料理を食べた一行は、その後多武峰を去った跡も、強い体力と精神力を維持出来たそうです。

食べ方は、鍋の中央部で主に山菜を水炊きして頂き、ポン酢で召し上がって頂きます。
かも、牛肉、猪肉、鶏肉、ウズラ肉などは、回りの鉄板で焼いて、特性のタレで召し上がって頂きます。
1年を通じてやっておりますが、やはり寒くなる頃に、味わう義経鍋の味は最高です。

お泊まりの方は、ご予約時に義経鍋になさるか、普通の会席料理にされるか、ご連絡お願い致します。
義経鍋はお泊まり頂くお部屋では出来ません。個人の方はレストラン、団体様・小グループの方は宴会場になります。

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